事故防止活動の考え方のご案内
「現状の把握」が事故防止活動の入り口です。
把握した現状に対し、PDCAサイクルに基づき組織的・継続的な対策をとることで事故削減を図ります。
把握した現状に対し、PDCAサイクルに基づき組織的・継続的な対策をとることで事故削減を図ります。
PDCAサイクルとは?
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、計画や実行などの管理業務を継続的に改善していく手法のことです。
Plan:計画
PDCAのP(Plan)とは、目標を設定し、業務計画を作成する段階のことです。
解決したい問題や使用してみたい事象、提案などを見つけクライアント様、弊社ともに理解を深め計画を練る段階。
その為に、目標に対しての情報を収集したり解決策を考え計画を立てていきます。
Do:実行
PDCAのD(Do)とは、P(Plan)で決めた内容を実行していく行動となります。
実行、行動するということは現時点では良い結果なのか悪い結果なのかわかりません。
その為に少しずつ試し、試した方法が有効なのか無効なのかをしっかりとチェック、収集していきます。
ただし、Planで決めた内容を全て行うのではなく、試しつつテストしながら実践することが重要となります。
Check:評価
PDCAのC(Check)とは、P&Dで実際に計画にのり実行できていたかを考察する段階となります。
ここでP&Dを比較し解決策があるのか、有効かどうかの評価を行います。
Action:改善
PDCAのA(Action)とは、行動したことにより提案内容な実施内容の改善を行う段階となります。
P(Plan)で計画し、D(Do)でテストをした結果をC(Check)で評価し、最後のA(Action)で実行します。
これがPDCAサイクルとなります。
ただし、PDCAサイクルは終わりはありません。当然ながらいきなり良い計画が立てられすべて完全に改善できるものではなく、1サイクルごとに改善点を見つけ出し良い結果に結びつけるものとなります。
参考PDCAサイクル案
診断
「体制分析」「事故分析」による現状の把握
Plan
年間の実行計画表を作成します。
・目標設定
・管理体制の見直し
・計画の策定
・管理体制の見直し
・計画の策定
Do
具体的な対策は、全社対策(事故防止体制・事故防止活動)、管理者対策、運転者対策に分類し実行することが効果的です
会社対策-1
【事故防止対策】
・安全管理に係る諸規程・帳票類の整備
・管理体制の実効性向上
【事故防止対策】
・安全管理に係る諸規程・帳票類の整備
・管理体制の実効性向上
会社対策-2
【事故防止活動】
・事故防止キャンペーンの実施
・車載機による運転管理
管理者対策
・管理者向け研修の実施
・運転者の運転行動把握
運転者対策
・ドライバー教育
・運転者の危険感受性向上
Check
半年後、1年後を目途に、定期的に計画の進捗確認を行います
・目標の達成状況の確認
・対策の実行状況の確認
・事故削減状況などの効果検証・評価
・対策の実行状況の確認
・事故削減状況などの効果検証・評価
Action
計画の遅れや実行上の課題などをふまえ、具体的対策を再度検討します。
・改善点の検討および計画の見直し
・具体的対策の再検討
・現状の再分析
・具体的対策の再検討
・現状の再分析
ご不明点や、ご相談等お気軽にお問い合わせください。